みんなが幸せになる経済と社会のしくみを考えよう

資本主義に替わる理想的な社会システムと未来のビジョンを提示します

第八章 むすびとお願い

 いかがでしたでしょうか? 斬新なアイディアなので、理解に苦しんだでしょうか? それとも、新しい日本のかたち、世界のかたちがイメージでき、未来に希望が持てるようになったでしょうか?

 この社会システム論はまだまだ荒削りなものです。
 ノーベル経済学賞を受賞した人たち、つまり最も優れた経済の専門家が考えた金融工学を元にして作った証券会社が破綻し、世界を著しく混乱させました。専門家の中の専門家でもだめだったのなら、誰が永続可能な経済社会を描けるのでしょうか? そう考えてみると、人間の知恵の中にではなく、人智を超えた所にその解決策があるのかもしれません。ですから、私は神秘的なまでに完成された身体の中にその答えを求めたのです。

 この本を書くにあたって、どのような順序でお話ししたら読者に私の主張が伝わるかということに苦慮しました。それ以上に困難だったのは、このアイディアの骨子ができあがってから、私の主張を聞いてもらうことでした。

 手前味噌になりますが、この社会システム論は日本を救い、世界を救う可能性を秘めていると思います。私はこの方法以外に世界経済を救う方法はないと思います。しかし、この新しいアイディアはまだ種の段階で、まだまだ未完成な状態です。これを多くの知恵を集め、より素晴らしいものに磨き上げていかなければならないと考えています。
 嬉しいことに、このアイディアは経済学者でなくても、議論に参加できます。実際に数式が全く登場しませんでした。ですから、多くの人にこのプロジェクトに参加してもらいたいと思います。

 しかし、理論だけで終わっては意味が無いのです。共産主義は間違っていましたが、共産主義の思想を支持する人が共産主義国を建国しました。私は資本主義社会の終焉(しゅうえん)を目の当たりにして、この新しい社会システム論で理想の国を創りたいと考えています。
 マルクスの資本論を読んだ若者がそれに共感し、革命を起こしました。私はこのアイディアはマルクスの資本論に匹敵するか、それ以上のものだと信じています。ですから、社会を変える力があると信じています。ですから絵に描いた餅にしたくないのです。

 今後の展開としては、理想の実現に向けて、この文章の英訳、プレゼン動画の英訳、それらのバージョンアップなどから始めたいと考えています。さらに、賛同者で低予算の映画もしくは漫画かアニメーションでも作ることができれば、この理論の普及に役立つと思います。ご賛同いただける方で、少しでもお力を貸していただける方はよろしくお願いいたします。

 長文を最後までお読みいただきありがとうございました。