武漢ウィルスにより発生した経済危機への対応案

YouTubeで以下の動画を見ました。

【減税勢力総結集!】『消費税減税』に向けての緊急声明~「日本の未来を考える勉強会」「日本の尊厳と国益を護る会」合同記者会見[桜R2/3/30]

 

基本的にはこの緊急声明に賛成ではありますが、さらに良いアイディアがあるので、以下の方法を提案します。
(YouTubeのコメント欄には文字数制限があるらしく、投稿できないので、こちらに書きました。)

まず、マイナンバーと紐付けされたPayPayのようなものを政府が準備する。
それを仮にGpay(ジーペイ)として説明しよう。
今後、給付金や補助金の類は全てGpay経由で支払われる。
また、国税、地方税の支払い、水道料金や公共施設の利用料などもそのGpayで支払うことができる。
個人間の送金もGpayで無料でできる。
希望する商店や企業にも、法人番号(企業版マイナンバーのようなもの)と紐付けされたGpay口座を支給する。
支払われるであろう数10兆円分のGpayを狙って多くの商店や企業が参加するだろう。Gpayには数10万ポイントが振り込まれるだろうから。

そのGpayに以下のような性質を設定する。

  1. 個人のGpayには政府が上限額を設け、例えば5億ポイントを超えた分は政府が税として回収する。
  2. さらに、Gpayは月をまたぐごとに、3%分減価するようにする。(税率は政府が財政政策として決定する。)
    つまり、Gpayの10000ポイントは翌月になれば9700ポイントになり、翌々月には9409ポイントになり、24ヶ月後には約半分になる。
    その減価分も政府が税として徴収する。
  3. 上限を超えた分と減価分が税となるわけだが、その大部分を一律に再配分(ベーシックインカムのようなもの)し、残りはシステムの維持費などGpay参加者の公共の利益になるように使う。

以上であるが、そのメリットや疑問点を解説しよう!

  • Gpayは減価するので貯め込まれることがなく、良い通貨の循環を保つ。
  • 高額所得者など、Gpayが不要な人は使わなくて良い。(ただ勝手に月々のBIは振り込まれ、勝手に減価していく)
  • 手元の10000ポイント(10000円)とGpayの10000円、どちらを優先的に使いたいだろうか? もちろん、減る前に使いたいのでGpayである。
  • これにより、大量消費に支えられた通貨の循環システムから解放される。個人や家庭が節約しても、Gpayは循環する。(合成の誤謬からの解放
  • 上限を設定することにより、一部の大富豪が世界中の富を独占するといった極端でアンフェアな貧富の差が発生しない。
  • 経済政策が非常に楽になり、細かい設定が可能になる。例えば、税額を増やしたい時に、半年後から上限額を4億ポイントに設定するといったことや、減価率を3.1%にするといった細かい設定ができる。
  • 消費税の微調整はできないが、減価率の微調整は容易であり、それにより消費が冷え込むことがない(というかポイントが良い循環を保つのでそういった概念がなくなる)。消費税に対応したレジの準備とかその設定などに悩まされない。
  • Gpayの世界では徴税と税の申告が自動化されるので、非常に楽である。私たちは税の申告のためにどれだけの人生の貴重な時間を使っているだろうか?(徴収にも同様のことが言える) それによって、フェアになっていると実感できているだろうか?(私はそうは思わない。)
  • 例えば、中山間地域では集落で補助金を申請すれば補助金が支給されるが、会計担当が各戸を回って、お金を渡し、印鑑をもらって、それを申請書に添付しなければならない。その苦労はたいへんなものであり、不正を防止する意味を除いて全く生産性のないものである。原則としてGpayの取引履歴は本人のみ確認できるが、こうした補助金が支払われたということは役所等で確認できるようにしておけばよい。お金の流れがはっきりする。
  • ポイントの流れがトレーサブルなので、振り込め詐欺的なものができなくなり、犯罪の抑止になる。
  • これにより、税に関する職業など多くの労働が不要になるが、ベーシックインカム(BI)があるので、最低限の生活は保障され、何か社会に役に立つ仕事をすることによって、より豊かに生活ができるようになる。つまり、社会貢献度が高い人がより豊かになるという社会になる。(資本主義社会に比べて)

是非、この案を検討してみていただきたい!
政治家にも、一般国民にも問いたい!

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